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【元警察官が解説】警察学校ってどれくらい厳しいの?警察学校の厳しさを5つ紹介!

警察学校ってどれくらい厳しいところなんですか?

警察学校の厳しさについてはTwitter(@fujita_yuki_pm)のDMでもよく頂く質問です。

警察学校という言葉を聞くと、一度経験したものなら誰もが「あんな生活には戻りたくない」とついつい本音が出てしまうところなので、厳しいところであるところは間違いありません。

警察学校に入校するということはそれだけの覚悟が必要ですので、生半可な気持ちでは続かないでしょう。

警察学校が厳しいと言われる理由は

  • 自由のない生活
  • 厳しい規律
  • なにをやっても怒る教官
  • 集団生活

など様々な要因があり、正直に言って数えだしたらキリがありません。

確実に言えることは辛い思い出の方が多いということです。

警察学校に入校せずに警察官になる方法は?

残念ながらありません。

「できることなら警察学校に入校せずに警察官になりたい」

誰もがそう思うものですが、残念ながらそれはできません。

警察学校は大学や専門学校と違い、警察官採用試験に合格したら必ず入校しなければいけないところなので、警察官として現場で働くためには警察学校を卒業する必要があります。

これは警察官に限らず、警察職員も同じです。(警察職員の場合は約1か月の入校)

警察官になりたいと思っているならば、警察学校は避けては通れない道であることを覚えておきましょう。

【警察学校退職】パワハラ、いじめ、不祥事…警察学校を退職する人の主な理由とは?

警察学校とは?

警察学校は一人前の警察官を目指して授業や訓練に励む場所。警察学校に入校した時点で身分は警察官となり、「初任科生(しょにんかせい)」と呼ばれるようになる。全寮制の生活となり、大卒なら約6か月、高卒なら約10か月の入校期間となっている。

警察学校については表向きな情報しか発信されていないため、事前に警察学校について深く知ることはなかなかできません。

私自身、ほぼなにも知らない状態で警察学校に入校したため、入校当初は日常生活との違いにショックを受けることの連続でした。

そのため、ある程度の知識を持って警察学校に入校することでスタートダッシュに成功することは間違いありません。

そこで、この記事では「警察学校はどれくらい厳しいのか?」をテーマに元警察官が警察学校について詳しく解説します。

これから警察学校に入校する方や将来警察官を目指している方の参考になれば幸いです。

警察学校ではとにかく教官から怒られる

警察学校ではとにかく怒られる

警察学校の思い出として一番に思い浮かぶことが「教官から怒られたこと」です。

警察学校ではとにかく教官から怒られますし、それは警察学校に一歩足を踏み入れたところから始まります。

入校初日から尋常じゃないほど怒られるので、ある程度の覚悟は必要です。

警察官に転職した私は「なんでこんなに怒られるの?」と驚きましたし、まずは怒られることに耐えていかなければいけません。

「今までの人生でこれほどまでに怒られたことはない」と思えるほどですので、警察学校はとにかく教官から怒られる場所と認識しておきましょう。

ときにはとんでもなく理不尽なことで怒鳴られることもあります。

もちろん反抗的な態度を示すことは許されませんし、どれだけ理不尽だったとしてもただ従うしかありません。

よって、いちいち怒られることを気にしていては身体がもたないので、こういったことにも動じない精神力は身に付けていくべきです

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現場に出るための修行

警察学校を卒業して現場で働くようになれば、どんな市民を相手にするかわからない。ときには警察官に向かってくる者もいるため、そういった場面でも動じないためには警察学校でしっかりと修行を積んでおく必要がある。

ですので、「理不尽に怒られることは嫌だ」という方には絶対に耐えられません。

早い人であれば入校初日に退職することは珍しくありませんし、最初の1か月で約1割の同期が退職してしまいます。

それだけ警察学校は厳しいところです。

これまでの日常生活とは大きく異なる世界ですので、しっかりと気持ちを入れ替えて臨むようにしましょう。

教官からは感覚が麻痺するくらい怒られますので、警察学校では1つ1つ怒られることを気にしていられません。

怒られても「すいませんでした」「申し訳ありませんでした」と答えることがやっとです。

そんな場所に行きたいと思う人はなかなかいないと思いますが、警察官を目指すならば避けては通れない道です。

逆に言えば、今現場で活躍している警察官はすべて同じ道を乗り越えてきています。

警察学校を卒業して警察署に赴任すると、そこでも厳しい先輩や上司が待っている。新人警察官は怒られて当たり前の立場なので、怒られることには慣れておかなければいけない。

警察官の仕事は精神的な強さがないと絶対に続きません。

なぜなら警察官は

  • 言いたい放題の相手
  • 警察官に敵意を示す相手
  • 興奮する相手

などの対応をしていかなければいけないので、「それくらい平気だ」と思えるようでないと厳しいです。

もちろん、警察学校の教官はこのようなことを見越してあえて厳しく接してきます。

警察学校の教官が優しくてもなんの意味もありません。

警察学校が厳しいからこそ、そういったことにも耐えられ、強い精神力が身に付いて毅然とした対応ができるのです。

警察学校卒業後の方が遥かに理不尽なことが待っていることは忘れてはいけません。

教官に怒られて大変な思いをすることは間違いありませんが、その先をしっかり見据えて過ごしていくことが大事になります。

警察学校では自由のない生活に耐える

警察学校では自由のない生活に耐える

続いて紹介するのは警察学校では自由のない生活に耐えることです。

実は教官から怒られることについてはすぐに慣れます。

怒られるのが日常ですので、怒られてもなんとも思わなくなりますし、腹が立つことも少なくなります。

それ以上に警察学校が厳しいと感じる理由の1つに自由のない生活ということが挙げられます。

様々な厳しい規律のもと大卒なら約6か月、高卒なら約10か月と長い間、自由のないところで生活をしていかなければいけません。

最初に説明した通り、警察学校は全寮制となりますので、どれだけ近所に住んでいても自宅から通うことはできませんし、気軽に家に帰ることもできません。

特に警察学校に入校して最初の1か月は指導強化期間と呼ばれ、自宅に帰ることはおろか携帯すら触れない生活となります。

その後も警察学校によっては平日は携帯NGというところがあるので、携帯が欠かせない現代人にとってはかなりきつい生活になるでしょう。

もちろんテレビを見ることもパソコンをすることもできないので、こういった自由まで制限されることは覚えておく必要があります。

警察学校生活の実話を公開中!【実録警察学校#11】指導強化期間も佳境に突入

指導強化期間中はとにかく教官からの追い込みが激しく、退職者が続出する。警察学校は最初の1か月が大きな山場となる。

また、もう1つ自由がないと感じる理由が一人になれないところにあります。

警察学校の寮は基本的に大部屋+個室となっており、就寝するときだけ個室に入るという形式です。(地域によっては大部屋しかないところもあります)

大部屋は5~6人ほどの学習机が置かれており、勉強や課題に取り組むときはこの大部屋で行うことになります。

ですので、警察学校で生活する上で一人きりになれる時間は就寝するときだけです。

基本的には常に周りには同期がいるという生活になるので、人によってはかなりの息苦しさを感じることになるでしょう。

なにせ自分勝手な行動はできませんし、周りの同期と気が合わなくても上手に付き合っていかなければいけないからです。

なかなかプライバシーもありませんが、そういった意味での不自由な生活にも慣れていく必要があります。

ルールは地域で異なる

警察学校におけるルールは都道府県によって違いがある。指導強化期間後、平日の夜は携帯が触れるところがあれば、平日は一切携帯が触れないというところもある。

ちなみに私が入校していた警察学校は

  • 平日は携帯電話が没収される
  • 携帯電話は金曜の夜から使える
  • 平日は外出もできない
  • 帰宅できるのは週末のみ

という規則の警察学校でした。

今どきの若い世代にとっては信じられない生活かもしれませんが、警察学校に入校すれば6か月もしくは10か月はこのような生活に耐えなければいけません。

携帯電話については金曜の夜には一旦戻ってくるのですが、携帯電話が恋しくなる経験はなかなかないと思います。

また、週末に自宅に帰れるようになるのも指導強化期間が終わってからの話です。

このように警察学校では教官が厳しいだけでなく、自由を制限された生活にも耐えなければいけないのです。

警察学校が厳しいと言われる理由はこういった生活も大きいでしょう。

警察学校に入校したらこれだけ生活が激変するということは頭に入れておきましょう。

個人プレーは許されない集団生活

警察学校では個人プレーが許されない

警察学校で生活していく上で重要になってくるのが同期とうまくやっていく協調性です。

警察学校はすべてがクラス単位の集団行動となるため、個人の考えで勝手に動くことはできませんし、1人で自由に行動することもできません。

先ほども説明した通り、警察学校では寝るとき以外、常に同期(クラス員)と行動をともにします。

集団生活は授業や訓練だけでなく、食事のときもお風呂のときも続きますので、慣れるまでは気が休まらないかもしれません。

また、警察学校では分単位で行動するほど忙しいですが、それもすべて集団で行動することになります。

そのため、周りと足並みを揃えていかなかなければいけませんし、自分だけ集合時間に遅れるわけにもいきません。

自由がない+個人で行動することもできないという点は警察学校が厳しいと感じる大きな要因です。

個人プレーはNG

警察学校では個人プレーが絶対にNG。常に周りに合わせて行動しなければいけないので、個人で勝手に動くことはできない。決められた集合時間などもしっかり守る必要がある。

集団生活となる警察学校ではなにより協調性が大事になります。

逆に言えば、協調性がないと警察学校ではやっていけませんし、次第にクラスから干されることになり生活そのものが苦しくなっていきます。

協調性…自分と異なる考えや意見を持つ人たちと協力しながら同じ目標に向かって行動していく能力のこと

警察学校の1つのクラスは春入校だと30~40人です。

これだけの人数がいるので、人それぞれの考え方はあるでしょうし、全員の意見が一致することはありません。

ですが、クラスで決められたことには従わなければいけませんし、「俺はそんなことやりたくない」というのが通用しません。

クラスを仕切るのは総代になりますが、基本的に総代の決定には従っていく必要があります。

警察学校の総代について詳しく解説!総代はどうやって選ばれる?役割は?出世しやすい?

私はサラリーマンの経験がありましたので、同期とはうまくやって楽しく過ごしていましたが、自分勝手な行動をする同期は干されていました。

自分勝手な者がどのような扱いをされるかというと

  • 同期から厳しく当たられる
  • 少しの失敗でも同期から叱責される
  • 教官からもターゲットにされやすい

という感じでした。

警察学校で同期から嫌われることは致命的なダメージとなってしまうので、十分に気を付けなければいけません。

周りの同期は自分の考えとは違うことが当たり前ですので、うまく協力してやっていく必要があります。

警察学校での生活をともにする同期はかけがえのない存在。困ったときはお互い助け合う精神が大事なので、同期から嫌われて得することはない。

1つ誤解して欲しくないことはこれは決していじめではないということです。

警察学校の集団行動では全員が同じ方向を向いていかなければいけません。

これを警察官としての現場での活動に例えると、規律を守らなければいけない場面で誰か一人でも自分勝手な行動をすれば、その集団が全滅してしまう恐れがあります。

そのため、厳しいようですが規律を守れない人間は排除しようという考えに至るのです。

一般の感覚だと「警察学校でいじめ?」と思われる部分もあるでしょうが、警察学校は一般の学校とは違います。

確かに「みんなで仲良く卒業すること」ができれば一番いいかもしれませんが、警察学校ではその必要はありません。

警察学校は給料が発生していますし、あくまで一人前の警察官としての知識や考え方を身に付けるところですので、みんなで仲良くする必要はないのです。

もちろん普通に生活している分には同期と仲が悪くなることはありませんので、協調性をもって生活をしていれば問題ありません。

このような生活はほとんどの人が経験がないと思うので、慣れるまではとても苦労することだと思いますが、警察官として必要になることです。

警察官の仕事はとにかくチームプレーの仕事ですので、警察学校を卒業してからも必要なことであることは覚えておきましょう。

警察学校では体力も欠かせない

警察学校では体力も必要

警察学校が厳しいと感じる要因の1つに体力の問題があります。

警察学校では入校初日から走る機会があり、その後もことあるごとに走ります。

また、警察学校では毎朝のランニングも日課なので、とにかく体力が必要になる場所です。

そのため、警察学校入校者で

  • 運動部の経験がない
  • 走ることが苦手

という人にとってはきついと感じる場面は多いかもしれません。

警察学校は毎朝のランニングに加え、体育の授業、警備実施訓練、20mシャトルラン、1500m走などとにかく走る機会が多いのが特徴です。

そのため、事前にしっかり体力トレーニングを積んでおかないとクラスから遅れをとることになりますし、怪我をする原因にもなります。

実際、ある程度のトレーニングを積んでいった私でも毎日のように走ることは結構きつかったです。

体力の限界まで追い込まれる場面もありましたので、そういった点では非常に厳しいところだと感じました。

特に運動が苦手な方にとっては苦痛に感じる場面は多いでしょう。

警察官は体力勝負

警察官の仕事は昼夜を問わず働かなければいけないため、体力勝負の仕事となる。そのため、警察学校でしっかり体力をつけることは大きな意味がある。

「体力がまったくないからダメか…」

そう思った方は多いかもしれませんが、実はそこまで心配する必要はありません。

警察学校で体力が欠かせないことは間違いありませんが、実は体力についてはそこまでの自信がなくても大丈夫です。

警察学校では嫌でもたくさん走らされますので、自然と体力はついていきます。

意外と思われるかもしれませんが、体力不足を理由に警察学校を辞める人はほぼいません。

走ること以外にもあらゆる場面で筋力トレーニングを行いますが、これも慣れていきます。

ただし、慣れるだけでなく、体力や筋力はしっかりと向上させることが大事です。

警察学校を卒業して現場に出れば休憩したいときに休憩できませんし、どれだけ空腹でもどれだけ眠くても極限状態の中で力を発揮しなければいけません。

警察官というのはそれほど過酷な仕事です。

警察学校で体力的にきついと思っているようでは現場ではすぐに限界がきてしまうかもしれません。

怪我だけは要注意
警察学校は入校初日から走る機会があるので、すぐに怪我をしてしまう者がいる。怪我をすると色々と遅れをとることになるので、事前の準備をしっかりしておこう。

警察学校に入校する前に走り込みはしっかりやっておくようにしましょう。

体力をつけるのはもちろんですが、体を動かすことに慣れておくことが非常に重要です。(特に下半身)

まったく運動をしていなかった人が、警察学校に入校してからいきなり激しい運動をするとすぐに怪我をします。

特に足首や膝の怪我をする人が多いので、走ることにはしっかり慣れてく必要があります。

事前準備をしておかないと大変苦しいものになりますので、入校が決まったら計画的にトレーニングをしていきましょう。

また、女性でも男性とまったく同じメニューをこなしますが、必要以上に心配はいりません。

私の担任教官はとにかく厳しい方だったので、本当に毎日のように吐く寸前まで追い込まれました。

それでもその厳しさのおかげで確実に体力は向上しましたし、その厳しさを乗り越えた達成感も味わうことができました。

これは間違いなく警察官を辞めた今でも財産になっていることです。

定期試験&各種検定が待ち受ける

警察学校では定期試験と各種検定が待つ

警察学校が別の意味で厳しいと感じる理由は定期試験&各種検定です。

警察学校では一般的な学校と同じく、決まった時期に中間試験と卒業試験があります。

いずれの試験も非常に重要なものとなり、初任科生は日々試験に向けて勉強に励むことになります。

1つ注意しなければならないのは警察学校で行われる試験はいい点数をとって当たり前であるということです。

その理由は

  • 警察学校は給料が発生しているので勉強が仕事になる
  • 毎日机に向かって勉強する時間がある
  • 授業で習ったことしか出題されない

というところにあります。

当然、試験なので全員に点数がつきますし、平均点よりも悪い点数であれば赤点がつきます。

いい点数をとって当たり前の試験で悪い点数をとることは許されず、場合によってはクラス全体で連帯責任をとらされることもあります。

警察学校に入校中は常に勉強をしていかなければいけないので、その点でも警察学校が厳しいと感じやすいかもしれません。

本気で臨む試験

試験前は外泊が禁止になったり、消灯時間が延長されて勉強時間が拡大されたりするなど、全員が本気で試験に臨む態勢となる。勉強することが仕事になることを忘れてはいけない。

また、警察学校では定期試験のほかに検定も行われます。

警察官の仕事はとても特殊であるため、現場で仕事をするためにはその都道府県警独自の検定に合格していかなければいけません。

一般的な資格試験のようなものだと思ってもらえればイメージしやすいと思います。

検定も日々の成果を発揮するものになりますし、合格して当たり前というものです。

不合格になれば現場での仕事に影響が出るものもあるので、定期試験と同様に非常に重要なものになります。

警察学校で行われる試験や検定については下記の記事で詳しく解説しています。

【警察学校】警察学校で行われる試験や検定とは?警察学校で行っていた勉強方法も紹介!

警察学校の主な検定
  • 柔道・剣道の試験

同期同士で試合を行い、勝敗を争う。最終的には初段を目指す。

  • 鑑識検定

鑑識に関する知識・技術が試される検定。

  • 二輪検定

バイク運転の実技試験を行い、筆記試験も行われる。

警察学校の生活は時間が経てば慣れていきますが、常にこういった試験・検定が待ち受けていますので、緊張感のある生活であることは変わりません。

すべていい点数をとって当たり前、合格して当たり前という風に見られていますので、1つでも失敗をすれば周りから遅れをとることになります。

実はこういったプレッシャーとの戦いが地味にきついのが警察学校の生活です。

自分だけ悪い点数をとったら…

自分だけ不合格になったら…

このような不安に打ち勝っていかなければいけないのは警察学校の厳しいところだと思います。

結果を出すためには日々の授業や訓練を一生懸命に頑張り、学習時間にしっかり勉強をしていくしかありません。

警察学校をなんとか卒業した同期の末路…

警察学校をなんとか卒業した同期の末路…

実は警察学校は慣れてしまえば警察官としてはとても楽な生活が送れる場所になります。

なぜなら警察学校では決められたカリキュラムをこなすだけであり、カリキュラムを超えるびっくりな展開が起きないからです。

ここまで警察学校は厳しいということを散々言っておきながら少し矛盾しているようにも思うでしょうが、これが事実です。

確かに警察学校は慣れるまでが大変です。

入校して数日で何名もが退職し、最終的には1~2割が辞めていく世界です。

しかし、決まった時間に食事がとれて、決まった時間に寝ることができる。

授業も時間が経てば終わるし、午後5時半になれば日課時限も終わる。

警察官として、これほど安定した生活を送れるのは警察学校が最初で最後になります。

なにが起きるかわからない現場で働く方がよっぽど大変なことは間違いありません。

警察学校が厳しいのは確かですが、卒業後の方がはるかに大変であることは忘れないでください。

警察学校を卒業することだけを目標にしていると、卒業後に痛い目を見ます。

警察学校はあくまで通過点に過ぎません。

警察学校が楽と言える理由
  • 決まった時間通りの行動ができる
  • 夜中に起こされることがない
  • 命の危険がない
  • 言われたことをやっておけば時間が過ぎる

そのため、警察学校を卒業したからといってそれだけで即戦力になれるわけではありません。

警察学校を卒業しただけで一人前の警察官になれることはないので、ただ単に卒業を目標にしていると痛い目を見ることになります。

1つ実際の事例を紹介しておきます。

私の同期で警察学校を卒業することを目標にしている者がいました。

この同期は自分勝手な行動をとることが多く、ときにはケガをしたフリをして訓練を休むなどしていました。

当然ほかの同期からは良いように思われておらず、多くの同期が「こいつはすぐ辞めるだろう」と思っていましたが、なんとか警察学校を卒業していきました。

なにがあっても辞めない精神力は立派なものでしたが、これが現場で続くわけがありません。

案の定、配属された警察署でも仮病を使って休むなどしており、結局警察学校を卒業してからわずか3か月で退職する結果となりました。

「なんとか警察学校だけは卒業するぞ」と思っていると、卒業してから非常に困ることになります。

あくまで警察学校は通過点であることを覚えておいてください。

大事なことは警察学校を卒業することではなく、現場で活躍できる警察官になることです。

まとめ

今回は警察学校ってどれくらい厳しいのか?というテーマでお送りしました。

今回の記事をまとめると警察学校は

  • とにかく教官から怒られる
  • 自由がない生活を送る
  • 個人プレーが許されない集団生活
  • 体力も欠かせない
  • 試験や検定が待ち受けている

という理由から厳しい場所であると言えます。

しかし、警察学校を卒業して現場で働いていると、警察学校に戻りたいとは思いませんが、「警察学校の方が楽だった」と確実に思えます。

もちろん入校当初はそんな余裕もなく、教官や同期についていくのに精一杯のはずです。

実際、私は元サラリーマンという立場で警察官になりましたが、警察学校では様々なカルチャーショックを受け、驚くことも多かったです。

入校当初は怒られる度にビクビクしていましたし、訓練を受けるのも本当に憂鬱でした。

それでも警察学校を卒業するころには精神力も忍耐力も強くなっていました。

体力だって入校当初とは比べものにならないほどついています。

これらは必ずその後の警察人生で生きていくものですし、警察官として必要なことでもあります。

「警察学校が楽だった」と思える日はしばらく先になりますが、厳しい訓練を乗り越えた先には何事にも代えがたい達成感を味わうことができます。

警察学校が通過点であることは忘れてはいけません。

私は警察官を退職してしまいましたが、これから警察官になる方は是非立派な警察官になって日本の治安を守ってください。

警察官は最後の砦です。

noteACT

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