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これだけは覚えておきたい警察官として必要な心構え10選

警察官の仕事ってすごく大変って聞くけど…。実際どうなの?

「警察官の仕事」と聞くと、キツそう大変そう上下関係が厳しそうなど大変な仕事であるイメージが強いと思います。

確かに警察官の仕事が大変なのは間違いありません。

私も身をもってその大変さを経験してきました。

警察官の仕事は激務であり、精神的にも肉体的にも消耗が激しい仕事ですし、職場の上下関係もとても厳しいです。

ときには大雨の中、事故の現場で何時間も立ちっぱなしになり、ときには暴れる者を自らの手で制圧したりと、一般的な仕事とは大きく異なります。

では、警察官としてやっていくためにはどんな心構えが必要なのか?

この記事では元警察官の私の経験をもとに警察官の仕事について解説し、警察官に必要な心構えを紹介していきます。

>>関連記事「【元警察官が解説】警察学校ってどれくらい厳しいの?」はコチラ

 

警察の厳しい上下関係を受け入れる

警察官の世界は階級社会ですので、上下関係がとても厳しいです。

なので新人警察官は先輩や上司から雑用に使われて当たり前ですし、むしろ自ら率先して雑用を行わなければいけません。

先輩や上司に言われてからでは遅いくらいです。

また、ミスをしたら怒鳴られることだって日常茶飯事です。

 

新人警察官のやるべき雑用
  • 通告の準備

誰よりも早く出勤し「通告」と呼ばれる朝の申し送りの準備をする。(資料の配布など)

  • 掃除、ゴミ捨て

警察署や交番の掃除・ゴミ捨てをするのは新人警察官の役目。掃除が行き届いてなければ怒られる。

  • コーヒー出し

先輩や上司に対してコーヒーを出すのも大事な雑用。それぞれの上司の好み(甘さや濃さなど)も把握しておかなければならない。

  • 書類のコピー

大量の書類をコピーするよう命じられることも多々ある。そのため、コピー機の使い方はすぐに覚えなければいけない。

 

また、警察官を含む公務員は「上司の命令に従わなければいけない」という法律が定められています。

つまり上司の命令に反発することはご法度で、それは法律違反となるのです。

「これをやれ」と指示を受けたら素直に「はい、わかりました」と答えるしかありません。

よって、上司に意見する機会はまったくないので、「こうした方がいいのに…」と思ってもそれを口にすることは厳禁です。

民間企業では「風通しの良い職場」というのがピックアップされることがありますが、警察の組織は風通しが一切ないので覚えておきましょう。

新人や若手がいいアイデアを持っていても発言する機会すらありませんので、そういった上下関係の厳しい世界であることは知っておいてください。

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警察官として礼儀をわきまえる

警察は上下関係が厳しいのに加え、礼儀にも厳しい組織です。

基本的なものとして挨拶は絶対に欠かすことができません。

挨拶ができるということは社会人として当たり前ですが、警察官は少し挨拶が遅れただけで「お前は挨拶もできないのか!」と怒鳴られる組織です。

また、新人警察官ならば元気よく大きな声で挨拶することが当たり前なので、そこは新人警察官としてわきまえなければいけません。

 

必ず押さえておきたいこと

新人警察官は警察学校を卒業して警察署に赴任したとき、自分を指導してくれる上司や先輩のところへすぐに挨拶に行かなければいけない。厳しい上司ならば少し挨拶が遅れただけでも怒ってくる。

今後の関係を築いていく上で最初の大事な挨拶となるので、必ず忘れないようにしたい。

 

また、仕事中でも誰かのサポートを受けた場合は「○○の件はありがとうございました」としっかりお礼を言う必要があります。

警察官の仕事は複数人で協力して仕事をすることが多いため、周りにお礼を言わなければいけない場面は多いです。

さらに新人警察官のために色々な上司や先輩が仕事を手伝ってくれたり、現場で応援に駆けつけてくれたりするので、その度にお礼は欠かせません。

 

このように警察官はどんな細かいことでも礼儀を重んじる組織です。

本当に厳しい人だと少し礼儀を怠っただけで「お前はお礼も言えないやつなんだな。もう知らん」と愛想を尽かされることも珍しくありません

特にベテランの警察官はこの辺に厳しく、細かいことでもしっかり覚えています。

実際に私は「そんなことどうでもいいのに…」と思うことも多々ありましたが、礼儀を怠ると怒られていました。

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何事も率先して動かなければいけない

1でも説明したように新人警察官は雑用に使われて当たり前の世界です。

例えば、上司があなたでもできる仕事をしていれば「私がやっておきます」と積極的に申し出る必要があります。

また、書類のコピーが必要な場面なら「私がコピーしてきます」と動かなければいけませんし、荷物を運ぶ場面なら「私が持ちます」と言う必要があります。

このように新人警察官は自ら率先して動けるかどうかが非常に重要になります。

なにも新人警察官に限ったことではありませんが、若いうちは何事も積極的な姿勢が大事となります。

 

指示を待つだけではダメ

警察官の仕事は上司の指示を守ることも大事だが、ただ指示を待っているだけではダメ。その状況に応じ、自ら考えて積極的に動くことも大事。

そのため、常に周囲の状況には目を配っておく必要がある。

 

何事も積極的にやらなければ「動けないやつ、使えないやつ」というレッテルを貼られ、瞬く間にその評価は周りにも広がってしまいます。

1つ覚えておいて欲しいことは、警察は体育会系の組織なので消極的な姿勢は好まれないということです。

ですので、仕事中は常に周囲に目を配っておきましょう

先輩や上司がなにかしようとしているならばそれに付いていく、それを手伝うということが大事になってきます。

周りを見ていないと自ら動けませんので、広い視野を持ちましょう。

【警察官への就職】警察官に向いている人の特徴6選

 

 

警察官のプライベートは犠牲になる

警察官はときに休日出勤をしなければいけないことがあります。

それは大事な予定や旅行の予定があっても関係ありません。

また、事件が入れば残業が長引くことも多々あるので、仕事終わりに予定を立てるのも難しいです。

特に災害が発生した場合は問答無用で出勤となるので、なにかあったときは仕事になると覚えておいてください。

 

プライベートが犠牲になる理由

犯人を逮捕するような事件が発生した場合、まずは48時間以内に検察官に犯人の身柄を送検しなければならないため、犯人逮捕から48時間が最初の山場となる。

さらにそこから最大20日間の勾留をすることもあり、その間は迅速に捜査を進めなければいけないため、事件によっては休みをとっている場合ではなくなる。

たとえ帰宅間際でも事件が発生すればそこから長時間の残業となる。

 

警察官の仕事の難しいところは「仕事の予定が立てられない、仕事の予測がつかない」というところです。

常になにが起きるかわからない仕事であるため、ときにはプライベートが犠牲になってしまいます。

よって「仕事は仕事、プライベートはプライベートでしっかり楽しみたい」という考えの人にはあまり向いていない仕事です。

ただし、災害などの非常時というのは警察官がとても頼りにされる場面でもあります。

これは「困っている人を助ける」という警察官の仕事のやりがいの1つと言えます。

決して警察官という職業は誰にでも務まる仕事ではありません。

多くの場面で「おまわりさん、ありがとう」と感謝される仕事でもあり、誇り高い仕事です。

【警察官Q&A】警察官はプライベートまで管理される?SNSから貯金額まで上司に報告

 

 

警察官は命の危険が伴う場面がある

警察官は仕事の性質上、ときには自分の命の危険が伴う場面があります。

私も何度か命の危険を感じたことはありますし、実際に大怪我を負った人も見たことがあります。

一般的な仕事であれば仕事中に命の危険が迫ることはありませんが、警察官はそうではありません。

 

命の危険が伴う場面
  • 大きな道路で交通整理を行うとき

交通量が多いため、いつ別の車が自分のところに突っ込んでくるかわからない。

  • 凶悪な犯人と対峙したとき

犯人は警察官を殺してでも逃げようとするため、犯人からは一瞬も目が離せない。

  • 警察官の命が狙われるとき

警察官に恨みを持っている者、警察官に危害を加えようとする者は一定数存在しているし、実際に警察官が襲撃される事件も相次いでいる。

 

このように警察官の仕事をしていると、命の危険を感じる場面に遭遇することは決して珍しいことではありません。

先ほど説明した「周囲に目を配る」ということは自分の命を守る上でも役に立つことなのです。

さらに近年では警察官が襲撃される事件も相次いでおり、実際に命を落としている警察官がいるのも事実です。

警察官になれば、いつ自分の身に降りかかるかわかりません。

警察官の制服を着て一歩外に出れば、いつどこでなにが起きるかわからない仕事です。

人の命を守る仕事でもありますが、なにより自分の命も守らなければいけません。

 

 

警察官は体力勝負の仕事である

警察官の仕事は体力勝負の仕事です。

仕事中、決まった休憩時間や仮眠時間はありますが、場合によってはまったく休憩がとれないときもあります。

事件や事故が発生したときは食事をとる時間さえありません。

朝から働いて夜までなにも食べれないこともあれば、仮眠もとらず夜通し働き続けることもあります。

 

極限の状態でも仕事を行う

食事もロクにとっておらず、休憩もしていない極限の状態の中でも通報に対応していかなければいけない。朝から晩まで働き続け、夜になってようやく”昼食”をとれる日もある。

警察官は普通以上の体力がなければ務まらない仕事である。

 

どれだけ体力のある人でも、休憩せず働き続けるのは本当に体に負担がかかります。

それでも警察官は通報が入る限り休むことはできません。

「今は休憩時間です」というのが通用しない仕事です。

ですので、すぐに体調を崩す人には厳しい仕事かもしれません。

お腹が空いてもご飯が食べれない、眠くなっても寝れない…。

忙しい警察署であればさらに過酷な勤務となりますので、警察官は体力や忍耐力が重要な要素となります。

【警察官の仕事】刑事課の仕事内容・勤務体系・休日などについて紹介 刑事になるためには?

 

 

警察は風通しのない職場である

1でも少し触れましたが、警察は階級社会で上下関係が厳しいため、若手警察官が意見やアイデアを発信する機会はありません。

発言権すらないと言った方が正しいかもしれません。

就職活動をする学生にとって「風通しの良い職場」というのは1つ理想の条件だと思いますが、残念ながら警察組織は「風通しのない職場」です。

完全に上からの指示に従うだけになりますので、意見やアイデアがあっても発信することはできません。

よって、自分がなにか発言したいならば早く出世するしかありません。

 

指示に従うだけ?

警察官は仕事の性質上、各々が好きなように仕事をしていては成り立たないし、任務を遂行するために統制をとっていかなければならない。

もちろん現場では「こうした方がいい」「ああした方がいい」という考えを出し合うことはあるが、最終的には現場責任者の判断に従うことになる。

 

「風通しのない職場」というと閉鎖的な職場に感じるかもしれませんが、警察に風通しがないのはある意味仕方ありません。

警察は公安職なので、やはり組織として統制がとれてないといけないからです。

みんながやりたいように仕事をやって現場でも意見がまとまらないようだと、最終的に市民に迷惑がかかることになります。

なので、警察は軍隊のような一面もあり、上からの指示には背いていけないということになっているのです。

警察官になるならば絶対に受け入れなければいけないことです。

 

 

警察官はプライベートまで管理される

警察官はプライベートな情報まで上司に報告しなければいけません。

それは貯金額や休日の過ごし方、さらには家族や交際者、結婚相手の個人情報にまで至ります。

結婚するときは結婚相手について報告し、幹部の承諾を得なければ結婚できないほどです。

ですので、基本的にできちゃった婚はよく思われません。(ごく少数できちゃった婚はいましたが)

また、旅行に行くときは「○月○日 ○時から○○ホテルに宿泊」といった届出が必要になり、上司の承諾を得なければいけません。

>>【関連記事】「警察官との結婚について|どこで出会う?身辺調査ってなに?経験談も交えて徹底解説」はコチラ

 

SNSの利用にも注意

警察学校ではSNSの利用状況について、教官から抜き打ちでチェックを受ける場合がある。そのため、不適切なファイルがある場合は事前に消去しておく方が無難。

また、不祥事があれば携帯電話の中身を確認されることがあるため、警察官はそこまで気を付けておかなければならない。

 

プライベートについて「そんなことまで報告しなきゃいけないの?」と思うこともありますが、警察官の世界では当たり前のことです。

民間企業だと中々ないことだと思いますが、警察官になるなら受け入れるしかありません。

【警察官の彼氏彼女】警察官の恋人と同棲することは可能?同棲が認められた例とは?

 

 

警察はパワハラ・セクハラが多い

警察は上下関係が厳しいだけあってパワハラ・セクハラが非常に多いのが特徴です。

私も数え切れないほどのパワハラ・セクハラを見てきましたし、それによって処分を受ける上司もたくさん見てきました。

これらはニュースになることもありますが、はっきり言って表沙汰になるものはごくごく一部の話です。

上下関係が厳しいだけにパワハラ・セクハラが起きやすい職場だと言えます。

 

ハラスメント対策は行われているが…

パワハラ・セクハラについて相談できる専門の部署等もあり、一昔前に比べればハラスメント対策は整備されているが、一向にハラスメントはなくならい。

上司が部下を叱ることが当たり前の職場であるためパワハラが起きやすく、圧倒的に男性警察官の方が多いためセクハラが起きやすいのが現状となっている。

 

パワハラについては、上司の持っている権限が強すぎるため起こりやすいです。

民間企業出身の私は厳しい上司があまりにも多くて驚いていました。

またセクハラについては、男性社会であり女性警察官はまだまだ圧倒的に少ないので、どうしても女性警察官が弱い立場になりがちです。

被害に遭ってもなかなか声を上げにくいのが現状で、もっと改善していかなければいけないことだと思います。

ただ残念ながら、パワハラ・セクハラは今後も絶対になくならないことだと思います。

被害を受けた場合は泣き寝入りする必要はありませんが、警察はそういった組織であることも認識しておかなければいけません。

 

 

警察官は飲み会が多い

警察官はお酒が好きな人が多く、それに伴って飲み会が多いのが特徴です。

半年に1度の異動期のタイミングで歓送迎会は行われますし、それ以外でも上司が若手を連れて飲みに行くことがしばしあります。

また、体育会系の組織だけあって飲み会は激しい傾向にあります。

酒に酔って人格が変わる人もいますし、暴れ回る人もいます(笑)

新人や若手警察官は芸を強要されることもあるので、それにしっかり応えなければいけません。

さらに酒を無理矢理飲まされたりご飯をひたすら食べさせられたりするので、飲み会は若手警察官の試練とも言えるでしょう。

 

飲み会の名物
新人警察官が「お前なんか面白いことやれ!」と言われるのは当たり前で、なにか芸を用意しておくと身を助ける。

また、ひたすら料理を食べさせられるのも警察飲み会の名物。

 

まったくお酒が飲めないと少し辛い部分もあるので、無理をしない程度にお酒には慣れておいた方がいいかもしれません。

新人警察官だと「私は飲めません」とキッパリ断ることもなかなかできないので、お酒が飲めることに越したことはありません。

これらを愛のあるしごきと捉えるか、パワハラと捉えるかでその後の警察人生は大きく変わってきます。

 

 

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