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【2025年最新】警視庁 警察官採用試験 採用倍率まとめ

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藤田 悠希
元警察官。会社員を経て警察官に転職し、都市部の県警で8年間勤務。主にパトカー勤務を行い、数々の事件検挙や交通取締りに従事した。元警察官の経験から幅広く警察官情報を発信中。

この記事では2025年最新版の警視庁の採用倍率をはじめ、過去の試験結果についてもまとめています。

警察官採用試験を受験するにあたり、採用倍率を気にしすぎる必要はありませんが、受験生にとっては1つ気にしておくべき数字だと考えます。

また、警察官採用試験は日程が被らない限り全国どこでも受験が可能なので、勤務先にこだわりがない人であれば採用倍率の低いところを狙うのも有効な手段と言えます。

特に警視庁は全国で一番難関と言える採用試験となっているため、併願を含めてしっかりと自身の実力を見極めることが大切になります。

これから警察官採用試験の受験を考えている方の参考になれば幸いです。

なお、採用試験実施結果については必ず各都道府県警の公式HPで確認するようにしてください。

  • 警視庁の採用区分

Ⅰ類=大学卒業程度、Ⅲ類=高校卒業程度

警視庁 警察官採用試験倍率

警視庁 男性Ⅰ類(大卒区分)

  • 第1回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度3,241人1,010人3.2倍
2023年度3,934人756人5.2倍
2022年度4,152人836人5.0倍
2021年度3,945人894人4.4倍
2020年度実施なし
  • 第2回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度608人77人7.9倍
2023年度581人32人18.2倍
2022年度726人34人21.4倍
2021年度1,169人96人12.2倍
2020年度2,960人643人4.6倍
  • 第3回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度–人–人–倍
2023年度463人36人12.9倍
2022年度501人16人31.3倍
2021年度731人37人19.8倍
2020年度実施なし

警視庁 女性Ⅰ類(大卒区分)

  • 第1回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度1,068人344人3.1倍
2023年度1,321人279人4.7倍
2022年度1,383人228人6.1倍
2021年度1,201人237人5.0倍
2020年度実施なし
  • 第2回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度276人34人8.1倍
2023年度250人10人25.0倍
2022年度341人27人12.6倍
2021年度437人47人9.3倍
2020年度906人165人5.5倍
  • 第3回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度–人–人–倍
2023年度166人15人11.1倍
2022年度218人6人36.3倍
2021年度236人19人12.4倍
2020年度実施なし

警視庁 男性Ⅲ類(高卒区分)

  • 第2回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度1,650人340人4.9倍
2023年度1,733人245人7.1倍
2022年度2,003人211人9.5倍
2021年度692人108人6.4倍
2020年度817人156人5.2倍
  • 第3回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度–人–人–倍
2023年度400人27人14.8倍
2022年度489人32人15.3倍
2021年度652人50人13.0倍
2020年度726人57人12.7倍

警視庁 女性Ⅲ類(高卒区分)

  • 第2回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度623人156人4.0倍
2023年度676人127人5.3倍
2022年度760人139人5.5倍
2021年度281人58人4.8倍
2020年度275人51人5.4倍
  • 第3回
年度受験者最終合格者採用倍率
2024年度–人–人–倍
2023年度139人9人15.4倍
2022年度173人9人19.2倍
2021年度225人20人11.3倍
2020年度255人31人8.2倍

警察官採用試験の勉強方法は?

最後に警察官採用試験の勉強方法について解説します。

警察官採用試験の勉強方法は一次試験(筆記・論文)二次試験(面接)の2つに分けて考えていく必要がありますが、当然のことながら一次試験に合格しないと二次試験に進むことができませんので、一次試験の対策が重要と言えます。

最初に結論を伝えておくと、一次試験はしっかりと勉強して対策しておけば高い確率で通過することができます。

逆に言うと一次試験は多くの受験者が対策をしているので、勉強をしておかないと良い結果は得られないでしょう。

二次試験の面接ばかりに目がいきがちですが、それは一次試験の対策があっての話になります。

決して高得点をとる必要はないので、確実に合格できるラインの点数がとれるよう対策するだけ。

一次試験の筆記試験は数的処理(数学的な思考力や推理力を問う問題)文章理解(現代文や英文など)が中心に出題され、それに加えて中学校や高校で勉強した歴史・地理・科学などが出題されます。

そのため、”これだけやっておけばいい”という項目はなく、まんべんなく勉強して対策する必要があります。

「今さらそんな勉強できない…」

誰もがそう思いがちですが、大きな不安を抱える必要はありません。

なぜなら警察官採用試験で出題される問題は勉強すれば解ける問題ばかりですし、100点をとる必要もないからです。

実際、私自身はサラリーマンを辞めて25歳で警察官採用試験に挑戦しましたが、3か月ほどの勉強で十分合格することができました。

警察官採用試験の対策としては主に3つありますので、自分に合ったスタイルで対策するようにしてください。

  1. 予備校に通う

手っ取り早い方法は警察官採用試験の対策に特化した予備校に通うことです。

私はサラリーマンを辞めて独学でやっていく自信がなかったので、予備校に通いました。

講師から直接学べる機会は貴重ですし、わからないことは質問をすることができるのも魅力です。

デメリットとしては高額な費用がかかること場合によっては予備校まで通わなければいけないことです。

予備校に通う場合は時間割が決められているため、その時間割に合わせて行動することも必要になってきます。

お金にも時間にも余裕がある人に向いているスタイルだと思います。

  1. 独学でテキストをやり込む

あまりお金をかけずに警察官採用試験の対策を行いたい場合は、市販のテキストを買って独学でやり込む方法がいいでしょう。

警察官採用試験は過去問を繰り返す解くだけで十分に対策が可能です。

1つのテキストを買って何度も何度もやり直すことで自然と力がつきますし、自分のペースで行うことができるのが最大の特徴だと言えます。

隙間時間を見ながら対策をしたい人に向いているスタイルだと思います。

デメリットとしては独学になるため、困ったときに頼れる人がいないところです。

  1. オンライン講座を受講する

警察官採用試験で最もおすすめな対策方法はオンライン講座を受講する方法です。

これは時間にも場所にも捉われず、自分の好きなタイミングで繰り返し学習することができるので、学生にも社会人にも向いている対策と言えます。

講座の内容も充実しており、コースによっては指導経験豊富な講師よりコーチングを受けることもできます。

費用についても予備校に通うより抑えることができるので、コストパフォーマンスで考えてもおすすめです。

何か困ったときに面談を受けることができるのは非常に心強いでしょう。

まとめ

2024年最新の警視庁の警察官採用試験についてまとめました。

全国一の規模で行われる警視庁の警察官採用試験は全都道府県警察の中で最難関の試験と言われています。

毎年注目が集まる警視庁の採用試験ですが、2024年度の男性Ⅰ類・女性Ⅰ類とも第1回は倍率が大幅に低下する結果となりました。

受験生にとって重要な要素になる採用倍率は今後も要チェックです。

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