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【2024年最新】警視庁 警察官採用試験 採用倍率まとめ

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藤田 悠希
元警察官。会社員を経て警察官に転職し、都市部の県警で8年間勤務。主にパトカー勤務を行い、数々の事件検挙や交通取締りに従事した。元警察官の経験から幅広く警察官情報を発信中。

この記事では2024年最新版の警視庁の採用倍率をはじめ、過去の採用倍率についてもまとめています。

警察官採用試験を受験するにあたり、採用倍率を気にしすぎる必要はありませんが、受験生にとっては1つ気にしておくべき数字だと考えます。

また、警察官採用試験は日程が被らない限り全国どこでも受験が可能なので、勤務先にこだわりがない人であれば採用倍率の低いところを狙うのも有効な手段と言えます。

特に警視庁は全国で一番難関と言える採用試験となっているため、併願を含めてしっかりと自身の実力を見極めることが大切になります。

これから警察官採用試験の受験を考えている方の参考になれば幸いです。

なお、採用試験実施結果については必ず各都道府県警の公式HPで確認するようにしてください。

  • 警視庁の採用区分

Ⅰ類=大学卒業程度、Ⅲ類=高校卒業程度

警視庁 2023年度採用倍率

2023年度(令和5年)採用試験実施結果

  • 全3回の合計()内は前年比
試験区分受験者最終合格者採用倍率
男性Ⅰ類4,978人
(-401)
824人
(-62)
6.0倍
(-0.1)
女性Ⅰ類1,737人
(-205)
304人
(+43)
5.7倍
(-1.7)
男性Ⅲ類2,173人
(-319)
272人
(+29)
8.0倍
(-2.3)
女性Ⅲ類815人
(-118)
136人
(-12)
6.0倍
(-0.3)

2023年度の警視庁の警察官採用試験は全3回で終了し、全区分を合わせると1,536人の最終合格者が出ました。

前年比で見ると全区分で受験者が減少し、それに合わせて採用倍率も低下しています。

特に女性Ⅰ類は-1.7倍、男性Ⅲ類は-2.3倍と大幅に倍率が低下しましたので、受験生にとっては大きなチャンスと言える年だったかもしれません。

警察官採用試験受験者の減少は全国の都道府県で課題となっているため、2024年度のデータがどのような結果となるか注目です。

警視庁 2022年度採用倍率

2022年度(令和4年)採用試験実施結果

  • 全3回の合計
試験区分受験者最終合格者採用倍率
男性Ⅰ類5,379人886人6.1倍
女性Ⅰ類1,942人261人7.4倍
男性Ⅲ類2,492人243人10.3倍
女性Ⅲ類933人148人6.3倍

2022年度の警視庁の警察官採用試験は全3回で終了し、全区分を合わせると1,538人の最終合格者が出ました。

警視庁 2021年度採用倍率

2021年度(令和3年) 採用試験実施結果

  • 全3回の合計
試験区分受験者最終合格者採用倍率
男性Ⅰ類5,845人1,027人5.7倍
女性Ⅰ類1,874人303人6.2倍
男性Ⅲ類1,344人158人8.5倍
女性Ⅲ類506人78人6.5倍

2021年度の警視庁の警察官採用試験は全3回で終了し、全区分を合わせて1,566人の最終合格者が出ました。

警視庁 2020年度採用倍率

2020年度(令和2年) 採用試験実施結果

  • 全3回の合計
試験区分受験者最終合格者採用倍率
男性Ⅰ類2,960人643人4.6倍
女性Ⅰ類906人165人5.5倍
男性Ⅲ類1,543人213人7.2倍
女性Ⅲ類530人82人6.5倍

2020年度の警視庁の警察官採用試験は全3回で終了し、全区分を合わせると1,103人の最終合格者が出ました。

まとめ

2024年最新の警視庁の警察官採用試験についてまとめました。

全国一の規模で行われる警視庁の警察官採用試験は全都道府県警察の中で最難関の試験と言われています。

毎年注目が集まる警視庁の採用試験ですが、2023年度は全区分で受験者が減少して倍率も下がる結果となりました。

受験生にとって重要な要素になる採用倍率は今後も要チェックです。

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